★ 織田晃之祐 STAR CHILD ★
今日は七夕だ。
織姫と彦星の物語は幼いころから聞かされてきたが、この忙しない現代では梅雨から夏への蒸し暑い一日に格下げされてきていると思える。
古来日本では5節句の一つとして、季節の節目に節句料理を供して生活のリズムを作り、季節感を味わってきたのだ。
1月7日の七草粥のように、七夕には素麺が節句料理として食されてきたのをご存じだろうか。
従って、本日は出来ることなら素麺を召し上がって下さいますよう。

さて、星にまつわる音楽も数ある訳だが、本日は私としては異色のシンセで行きたい。

〇 織田晃之祐氏 〇
織田氏について補足しておくと、この方は1939年生まれの音響効果のスペシャリストで元NHK音響効果部署の重鎮だ。
主に同局の番組用効果音楽を作曲・プロデュースされており、メインの仕事に「NHKスペシャル」「日曜美術館」がある。
どなたも、どこかでこの方の音楽に心を満たされた経験をお持ちの筈だ。

〇 星のかけら STAR CHILD 〇
このSTAR CHILDと題されたアルバムは、1998年~2001年「NHKスペシャル」「日曜美術館」「新春・日本名画紀行」などに実際に使われた曲を収録したものだ。
私は本来あまりシンセサイザーの音楽は聞かないのだが、これは所謂「狭義の音楽」というよりも、何らかのビジョン(視覚・心象)を補い、浸透させるサウンドだと思っている。
古井亮太氏がこの音楽を称して『静の音楽』と表現しているが、うまいことを仰ると思う。
近年「癒し」というキーワードが濫用されているが、本当に私たちに寄り添って、凝り固まった「心」を解放してくれるサウンドとはこういう『静の音楽』だと感じている。
正にクールダウン・ミュージック。

〇 星のかけら 〇
タイトルにもなっている、一曲目「星のかけらは」1998年放送の日曜美術館「版画家 斉藤清の世界」で使われた音楽のようだ。
イメージは湧いてくるのだが、私自身はこの放送を実際に視聴した訳ではない。
しかし、テレビの映像を思い浮かべると、例えば作品に向かってカメラがゆっくりとパンしていく際に流れるサウンドとして聞こえてくるような気がする。
あくまでも「静」だ。
この音楽を背景にビジュアル世界が鮮烈に浮かび上がり、画面の作品にストンと心が落ち着いていくのが実感される。



1. 星のかけら
2. すきとおった たべもの
3. 150億年の彼方から
4. 目をつぶって 見えてくるもの
5. 桃いろの朝の光
6. 陽がかげると耳をすます若葉
7. 少年 ジョバンニ
8. 虹と月あかりの おくりもの
9. 色は形にまけない
10. セプテンバーの風
11. 私という現象
12. バラの木に バラの花咲く
13. 絵を描く子供たち
14. すきとおった ほんとうの たべもの

以上の14曲が収録されているが、日曜美術館を視聴されたことがあれば、「ああ!」と納得して頂けるだろう。

<今日の一枚>
今夜はこのシンセサイザー・ミュージックに身を委ねて、幻想的なスター・ウォッチングなど如何ですか?
■星のかけら 織田晃之祐


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2013.07.07 Sun l フェイバリット l コメント (0) トラックバック (0) l top

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