★ ラフマニノフ ヴォカリーズ ★
今朝は何故だかしっとりと始めたくなった。
ロシアが生んだ稀代の名ピアニストであり、大作曲家であるラフマニノフのロマンたっぷりな曲、ヴォカリーズ。
〇 元々は歌曲 〇
この曲は元々「14の歌曲集」作品34の14曲目であり、詰まり歌曲だ。
日本では主にラフマニノフ自身による管弦楽編曲版での演奏が多いかもしれない。
同年代のスクリャービンなどとは違い、殆ど全作品が調性音楽といっても良いラフマニノフの和声を重視したロマンティックな趣が生きた作品になっている。
〇 有名なピアノ編曲版 〇
この曲のピアノ編曲版には、有名なものが3つある。
アール・ワイルド版、アラン・リチャードソン版、そしてゾルターン・コチシュ版の3つ。
私はこの中ではゾルターン・コチシュ版を良く聞く。
コチシュ版では中盤に急に装飾音の多い華やかな変奏部があり、これがなかなか洒落ていて私は好きだ。
この変奏部、歴史的には賛否両論あるようだが、確かに全体の曲調からすると突然感はあるものの、素敵なアクセントと捉えることもできると思う。
6分~7分の小曲だ。
【ラフマニノフ 前奏曲集】
⇒前奏曲集
<今日の一枚>
そんな訳で、ゾルターン・コチシュによるピアノ編曲版を聞こう。
勿論、CDにはこの短い曲だけではなく、むしろ有名なピアノ協奏曲第2番・第3番のカップリング曲として入っている。
■ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調 op.18
ピアノ協奏曲第3番ニ短調 op.30
ヴォカリーズ op.34-14(コチシュ編)
ゾルターン・コチシュ(P)、エド・デ・ワールト&サンフランシスコ交響楽団

今朝は何故だかしっとりと始めたくなった。
ロシアが生んだ稀代の名ピアニストであり、大作曲家であるラフマニノフのロマンたっぷりな曲、ヴォカリーズ。
〇 元々は歌曲 〇
この曲は元々「14の歌曲集」作品34の14曲目であり、詰まり歌曲だ。
日本では主にラフマニノフ自身による管弦楽編曲版での演奏が多いかもしれない。
同年代のスクリャービンなどとは違い、殆ど全作品が調性音楽といっても良いラフマニノフの和声を重視したロマンティックな趣が生きた作品になっている。
〇 有名なピアノ編曲版 〇
この曲のピアノ編曲版には、有名なものが3つある。
アール・ワイルド版、アラン・リチャードソン版、そしてゾルターン・コチシュ版の3つ。
私はこの中ではゾルターン・コチシュ版を良く聞く。
コチシュ版では中盤に急に装飾音の多い華やかな変奏部があり、これがなかなか洒落ていて私は好きだ。
この変奏部、歴史的には賛否両論あるようだが、確かに全体の曲調からすると突然感はあるものの、素敵なアクセントと捉えることもできると思う。
6分~7分の小曲だ。
【ラフマニノフ 前奏曲集】
⇒前奏曲集
<今日の一枚>
そんな訳で、ゾルターン・コチシュによるピアノ編曲版を聞こう。
勿論、CDにはこの短い曲だけではなく、むしろ有名なピアノ協奏曲第2番・第3番のカップリング曲として入っている。
■ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調 op.18
ピアノ協奏曲第3番ニ短調 op.30
ヴォカリーズ op.34-14(コチシュ編)
ゾルターン・コチシュ(P)、エド・デ・ワールト&サンフランシスコ交響楽団

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