
★ バッハと言えば ★
バッハ(Johann Sebastian Bach)と言えば、思いつく曲はなんだろう。
ブランデンブルク?平均律?無伴奏チェロ組曲?
色々な名曲が出てくるだろうし、好みも様々でしょう。
私も気分次第で聞く曲はもちろん変わる。
○ チェンバロ(ピアノ)・コンチェルト ○
今のマイブームはチェンバロコンチェルトだろう。
ちゃんと残っているものは7曲あったと思う。
バイオリンコンチェルトやブランデンブルクからの編曲などもあるが、この当時の作曲家には自分の作品を使い回すみたいなことはままあったようだ。
親しみやすい旋律とバッハらしい対位法を駆使した音楽は、殺伐とした朝の通勤車内を忘れさせてくれる。
名建築家の如く、計算し尽くされた構成のポリフォニー音楽には心がほんとに落ち着きを取り戻すのだ。
○ バッハ再生の功労者はメンデルスゾーン ○
この偉大な作曲家は存命中も決してメジャーな音楽家では無かったようだが、その死後はドイツでも知る人ぞ知るレベルの存在だったとか。
それを再生させたのが、かのフェリックス・メンデルスゾーン。
若きメンデルスゾーンがバッハの『マタイ受難曲』をヨーロッパに紹介して、バッハの価値は再認識された。
もしかするとメンデルスゾーンが居なければ、今我々はバッハの音楽にこれほど親しみを覚えていないかも知れないのだ。(いや、そんなことはきっとないだろう・・・、それにメンデルスゾーンが居なかったら、そちらも大変なことだ。)
私が愛聴しているチェンバロコンチェルトのCDはアンドラーシュ・シフが弾き振りしたものだ。
<今朝の一枚>
■バッハ チェンバロ(ピアノ)コンチェルト 1番~7番
アンドラーシュ・シフ(P、指揮) ヨーロッパ室内管弦楽団
上の写真、シフがベンチに座っているのだが、誰かが言っていた「大丈夫か?シフ。タソガレてるみたいだぞ!」。確かになんか心配。
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