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★ メンデルスゾーン ピアノコンチェルト第2番 ★
昨日に引き続いて、メンデルスゾーンだ。
このところ、同じ作曲家のそれも同じジャンルの曲を聞く習慣が芽生えてしまったのか・・・。
いえいえ、以前からその傾向はありますよ。
それで、ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 作品40だ。
メンデルスゾーンのピアノコンチェルトは2曲とも短調だ。
この曲はニ短調で第1番はト短調。
メンデルスゾーンという作曲家は短調でも暗い曲調は感じさせない。

〇 育ちの良いメンデルスゾーン 〇
第1番は弦のトレモロから入るが、こちらは管から入り弦が応答し、すぐにピアノ独奏がロマンティックな主題を奏でる。
メンデルスゾーンが提示する主題は、分かりやすく軽快で洒落ている。
裕福な銀行家の息子として生まれ、幼少からその天才ぶりを発揮した育ちの良さのようなものがメロディにも出ていると思う。
とても素直なメロディラインなのだ。
この曲も出だしからその本分を発揮している。

〇 切れ目なし 〇
第1番でも触れたが、この曲も全楽章切れ目なしで演奏される。
しかし、主題的な関連性はあまりないように感じる。

〇 演奏時間 〇
この曲の演奏時間は大体23分~24分くらい。
少し時間のある時や、気分転換にも最適な演奏時間、標準的と言っても良い。
一方第1番はもっと短くて、17分~19分くらい。
従って、私はいつも聞き始めると2曲通して聞いてしまう。
実は、昨日も今日も2曲通しで聞いているのだ。(^^)


【メンデルスゾーン 無言歌集】
無言歌集
【メンデルスゾーン ピアノ協奏曲第1番】
ピアノ協奏曲第1番
【メンデルスゾーン 夏の夜の夢】
夏の夜の夢



<今日の一枚>
上述の通り、2曲通しで聞くことが多いため2曲がカップリングされたCDが好都合。
昨日同様にシフで聞いた。
そうそう、昨日は書き忘れましたが、このCDは第1番、第2番がカップリングされている。

■メンデルスゾーン ピアノ協奏曲第2番ニ短調
 アンドラーシュ・シフ(P) シャルル・デュトワ指揮バイエルン放送交響楽団
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<もう一枚>
このメンデルスゾーンのピアノコンチェルトはあまりCDが発売されていない。
シフ以外で挙げるとしたら、若き日のペライアでどうだろう。
■メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番&第2番【Blu-spec CD】 [Limited Edition]
 マレイ・ペライア(P) サー・ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

これはBlu-spec限定バージョンで、音質が良い。
ノーマル・バージョンもある。

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2013.04.30 Tue l メンデルスゾーン l コメント (0) トラックバック (0) l top
★ メンデルスゾーン ピアノコンチェルト第1番 ★
今日はお天気も良いし、連休前半の最終日、ちょっと明るい曲でいこう!
明るいというと、私はまず思い浮かぶのがメンデルスゾーン。
第4番のシンフォニー・イタリアのイメージが小さい頃から抜けないので、とても明るい作曲家=メンデルスゾーンということになっている。
メンデルスゾーンのピアノコンチェルトは2曲残されている。
第3番はスケッチのみだ。
今日はその内、ピアノ協奏曲第1番 ト短調 Op.25、MWV.O 7でいくことにした。

〇 ト短調ピアノコンチェルト 〇
このト短調のコンチェルトは、冒頭の半音階上昇がとても印象的だ。
そして、いきなりピアノ独奏が入ってくる。
ト短調なのだが、メンデルスゾーンらしい溌剌とした曲想でかなり元気になれそう。
メンデルスゾーン22歳の時の作品だから、若々しく華々しい展開で朝に聞くにはうってつけだ。
メンデルスゾーンは楽章間に切れ目のない曲が多い。
この曲も第2番のピアノコンチェルトもかの有名なヴァイオリンコンチェルトもそうだ。

〇 巧妙な転調 〇
第1楽章から第2楽章へは、実に巧妙に転調して入っていく。
第2楽章はヘ長調。
うっかりすると第2楽章に入ったことに気付かないほどだ。
低弦からピアノに渡った主題を、穏やかに優しく奏でていく。

〇 華やかな第3楽章 〇
第2楽章から第3楽章へはホルンの連呼からピアノが奏する明るい主題に展開されて、これは絶対気が付く。(^^)
実にメンデルスゾーンらしい、軽快で明るい曲想に転じる。
最後は第1楽章の主題が帰ってきて、幸せに終わる。


【メンデルスゾーン 無言歌集】
無言歌集
【メンデルスゾーン 夏の夜の夢】
夏の夜の夢
【メンデルスゾーン ピアノ協奏曲第2番】
ピアノ協奏曲第2番



<今日の一枚>
メンデルスゾーンの明るさと軽快さが、良い意味で発揮されている一枚。
■メンデルスゾーン ピアノ協奏曲第1番ト短調
 アンドラーシュ・シフ(P) シャルル・デュトワ指揮バイエルン放送交響楽団

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2013.04.29 Mon l メンデルスゾーン l コメント (0) トラックバック (0) l top
★ ブラームス ハンガリー舞曲集 ★
さあ、まだブラームス症候群は続いている。
今日もブラームスを聞こうと思い、最初はシンフォニーをと思ったが、いやいや軽めの楽しい曲を聞こうと思い直した。
それで、ハンガリー舞曲だ。
ピアノでワルツ集という選択もあったが、少しオーケストラが聞きたい気分。

〇 ハンガリー舞曲 〇
ブラームスのハンガリー舞曲というと、私の思い出としては小学生の頃に25cm盤のレコードで何度も何度も聞いたことを覚えている。
そのレコードは21曲全部入っていたのでは無くて、前半の10曲だけだったと思う。
いかにもジプシーというエキゾチックなメロディーとリズムで、何となく民族衣装を着て陽気に踊っているジプシーがイメージできるような気がしたものだ。
子供ながらにヨーロッパ旅情を感じた。

〇 実はブラームスの作曲ではない 〇
ハンガリー舞曲は全部で21曲残されているが、ブラームスが若い頃(20歳代だったと思う)にレメーニというヴァイオリニストの伴奏を務めていた時に彼の演奏するロマの民族音楽を気に入って採譜していたものを編曲して出版した曲集だ。
一部オリジナルのメロディ-もあるようだが、大半はブラームスの作曲ではない。
私も子供の頃にこの舞曲を聞いていて、あの重厚なシンフォニー1番と同作者とはどうしても思えなかったものだ。
そうなのだ、多分ブラームスはこうした多彩なメロディーを惜しみなく生み出すメロディーメーカーではない。
武骨で地味なメロディーを大切に節約しながら対位法を駆使して積み上げていく作曲家だ。

〇 スラブ舞曲 〇
ブラームスは、自身のハンガリー舞曲の成功を受けて、色々と面倒をみたドヴォルザークに「スラブ舞曲集」を作曲するように勧めている。
ここで言う「成功」とは、主に収入面。
ブラームスはジムロック社とハンガリー舞曲の楽譜出版によってかなりの収入を得たようだ。
そうそう、かのドヴォルザークこそ天性のメロディーメーカーで、スラブ舞曲集もオリジナルのメロディーに拠っている。
誰だったか、ドヴォルザークのゴミ箱を探れば、シンフォニーの一曲くらいはすぐに書けると言った人がいた。
【ドヴォルザーク スラブ舞曲集】
スラブ舞曲集


〇 訴訟まであった 〇
ブラームスは上述のレメーニから盗作で責めらたてられ(自分が教えてあげたのに、ブラームスばかりが儲けるのは不当だということだろう)、ジムロック社も入って訴訟になっている。
当時は著作権という権利が現代のように確立していた訳ではないが、妬み嫉みからみの訴えはあったようだ。(レメーニの言うのも分かるが)
結局、ブラームスが発表当時から「編曲」としていたことが幸いしてブラームス側が勝利している。
デメタシデメタシ。

〇 第5番は超有名 〇
第1集(第1番~第5番)と第2集(第6番~第10番)が特に有名で、演奏会でも取り上げられることが多い。
その中でも映画やCMなどでも使用されることがある第5番が超有名だ。
私も、第1番から第6番までを子供のころからずっと愛聴してきた。
ドヴォルザークが編曲した17番以降などは大人になってから新たにCDを買って聞いた。
個人的には第3番がお気に入りで、オーボエの哀愁を帯びたメロディーが大好きだ。
一曲当たりの演奏時間が2分~4分くらいで、短いから飽きないしちょっとしたときにお供にできる。
オーケストラの演奏会でのアンコールピースにも良く使われる。
ハンガリー系のオーケストラは当然のように得意にしているが、私はドイツ系のオーケストラのバランスの良い演奏が好きだ。


【ブラームス ピアノ協奏曲第1番】
ピアノ協奏曲第1番
【ブラームス ピアノ協奏曲第2番】
ピアノ協奏曲第2番



<今日の一枚>
アバドが振るウィーンフィルなら安心だ。
舞曲ということもあり、リズムの変化やジプシーなりの音楽表情が欲しいところだが、アバドの指揮は心地よいリズムの変化付けやエキゾチックな舞踊表現が絶妙だ。
■ブラームス ハンガリー舞曲集 
 クラウディオ・アバド指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
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2013.04.27 Sat l ブラームス l コメント (0) トラックバック (0) l top
★ ブラームス ピアノコンチェルト第2番 ★
実は私は小学生の頃からブラームス症候群にかかっている。(^^)
ブラームスという作曲家は聞き始めるとどうしても聞きたくなる不思議なメロディメーカーなのだ。
バロック的な対位法の駆使、ベートーベンを彷彿とさせる重厚な音の積み上げ、独特なホルンやティンパニの活かし方、そして何より私がブラームスを思う時に感じる「うねるようなメロディライン」。
まるで大波が寄せて返すようにメロディが「うねる」。
この音楽に触れると、次々このうねりに乗りたくなるのだ。
それを私はブラームス症候群と呼んでいる。
そんな訳で、今日もブラームスだ。
それもやっぱりピアノコンチェルト。

〇 ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品83 〇
この第2番のコンチェルトはブラームスが全盛期の作品だ。
第1番から実に22年も経っている。
ブラームスと言う人は実に粘り強いというか、曲の構想を温め続ける人だから、途中何度かピアノコンチェルトの発想はあったのだろう。
そのお蔭もあって、2曲とも傑作だ。

〇 独奏ピアノ付きシンフォニー 〇
この曲は1番と違って、初演時から好評だったようだ。
そして後世の作曲家にも影響を与えたであろう大きな特徴がある。
①ピアノコンチェルトには珍しい、スケルツォ楽章を持つ4楽章構成。(リストに先例がある)
②明確なカデンツァが存在せず、独奏者のヴィルトゥオーソ振りをひけらかす様なものではない。
③弦、管、独奏ピアノが複雑に絡み合って雄大な曲を構成する。
④第3楽章の冒頭には、独奏ピアノではなく独奏チェロが主題を提示する。
と、こんな感じで、特に①②③から協奏曲というよりも「独奏ピアノ付きシンフォニー」などとも呼ばれている。

〇 ブラームス音楽がうねりまくる 〇
もう、ブラームス全盛期の作品だけあって、得意のメロディが「うねり」まくる。
やはりホルンを聞くと一発でブラームスと判る。
1番同様ピアノもホルンも高度な技術を要求される難曲と言えるだろう。


【ブラームス ピアノ協奏曲第1番】
ピアノ協奏曲第1番
【ブラームス ハンガリー舞曲集】
ハンガリー舞曲集



<今日の一枚>
今日も巨匠同志の競演でいこう。バックハウスとベームだ。
名演を廉価版で聞ける。
■ブラームス ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品83
ヴィルヘルム・バックハウス(P) カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

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<推薦盤>
バックハウス盤は、内容といいお値段といい推薦できるが、フレッシュなヴィルトゥオーソにも耳を傾けたい。
これは名演だ。
ショパンコンクール優勝のポリーニがまだ若い頃の生気あふれる演奏が聴ける。
ベーム指揮の第1番のコンチェルトとカップリングになっており、豪華盤だ。
■ブラームス  ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15 ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
 マウリツィオ・ポリーニ(P)
 ニ短調:カール・ベーム指揮 変ロ長調:クラウディオ・アバド指揮
 オーケストラ:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

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2013.04.24 Wed l ブラームス l コメント (0) トラックバック (0) l top
★ ブラームス ピアノコンチェルト第1番 ★
ヨハネス・ブラームスのピアノ協奏曲第1番ニ短調作品15、これが今朝の私のお供だ。
ドイツ/ハンブルク生まれのこのいかにも実直なドイツ人は極めて特徴的なメロディーを生み出した作曲家だと思う。
子供のころの音楽室の写真は例の髭もじゃ、右斜め前方を見つめる山男のような風貌のあれだ。
若い頃の写真を見るとなかなかイケメンだと思うが如何?
ちょっとリストに似てないかな?

〇 ピアノコンチェルト第1番 〇
そのブラームスがかなり若い時期に作曲したのが、この第1番のコンチェルト。
まだ若い頃のブラームスの心の葛藤や煩悶・懊悩といった、少しネガティブな彼の性格が反映した曲だと感じている。

〇 シューマンとクララ 〇
丁度この曲を作曲した時期と、ブラームスを評価し世に出したシューマンが亡くなった時期が重なる。
併せて、この真面目で堅物のオッチャン(失礼)がシューマンの未亡人であるクララにぞっこんだったようなので、少しややこしい。
ブラームスは交響曲第1番でもクララを意識したアルペンホルン風のコラールを挿入したり、恋心は熱く燃えていた。
(これはクララとスイスアルペンを旅した思い出だったような記憶が・・)
そんなことあんなことがこの曲を生み出した背景にはあるのだ。

〇 第1楽章の冒頭 〇
やはり冒頭は大切だ。
この曲はティンパニのロールから始まって、ちょっと不気味だ。
「う~ん、何が始まるんだろう??」という感じ。
しかし、誰が聞いても「これはブラームス」というメロディ全開だ。

〇 第2楽章はクララを慰める 〇
穏やかなメロディーに終始するこの楽章では、ブラームスはクララを慰めようと作曲のピアノに向かっている。
シューマンの死を悼むというよりも残されたクララを気遣っている、かなり正直だ。

〇 初演は不評 〇
だが、この曲初演ではブラームス自身のピアノ独奏で行われたが、残念ながら不評だったようだ。
当時としてはかなり長大で(50分以上かかる)、バロック風の曲調や重く暗めのメロディーで聴衆が求めるものでは無かったのだろう。


【ブラームス ハンガリー舞曲集】
ハンガリー舞曲集
【ブラームス ピアノ協奏曲第2番】
ピアノ協奏曲第2番



<今朝の一枚>
巨匠89歳の記念碑的録音だ。この後ルービンシュタインは引退する。
さすが、第3楽章辺りは少しもたついたりするし、ミスタッチも所々ある。
しかし、それを補って余りある情念とブラームスを弾くという信念のようなものさえ感ずる。
■ブラームス ピアノコンチェルト第1番ニ短調作品15
 アルトゥール・ルービンシュタイン(P) ズービン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

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<推薦盤>
たまにはオペラばかりでなくコンチェルトも「生の映像で聴く」というのもおつだ。
これは私は残念ながら所有していないが、友人宅で見せて(聴かせて)貰って、とても羨ましかったDVDだ。
■ブラームス ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15 ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
 クリスティアン・ティマーマン(PF)
 レナード・バースタイン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
やっぱり映像があると、臨場感が半端じゃない。
若いティマーマンがフレッシュで、晩年のバーンスタインがいい味を出している。

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2013.04.23 Tue l ブラームス l コメント (0) トラックバック (0) l top
★ フランク 交響曲ニ短調 ★
今日はセザール・フランクの代表的な作品、交響曲ニ短調だ。
フランクはドイツ系のベルギー人なのだが、主にフランスで活躍した音楽家だ。
正式にはセザール=オーギュスト=ジャン=ギヨーム=ユベール・フランク(César-Auguste-Jean-Guillaume-Hubert Franck)だそうだが、長すぎてセザール・フランクで良いでしょう。
彼の作品で今日演奏会や録音される曲はあまり多くないだろう。
私もちょくちょく聞くのはこの交響曲ニ短調やヴァイオリンソナタ(イ長調)ぐらいで、宗教的な作品も残されているが殆ど聞けるチャンスがない。
しかし、このニ短調の交響曲は日本でも人気があって、ライブで聞く機会もあると思う。

〇 循環形式 〇
明らかにワーグナーやリストの影響を受けており、所謂循環形式で書かれている。
3楽章構成だが、最終楽章では1,2楽章の主題が大活躍して盛り上げられていく。
明快で印象的な主題が使われているので、分かりやすいし親しみも湧く。

〇 初演ではダメ出し 〇
しかし、初演ではかなり不評だったらしく、「陰湿な交響曲」などとこき下ろされたようだ。
う~ん、確かにモーツァルトのような明るさはないが、陰湿って言い過ぎなのじゃないだろうか。
メロディ的に混沌とした部分がないので、私はかなり好きなシンフォニーだ。
ちなみにドビュッシーはこの曲を絶賛している。

〇 フランスの代表的なシンフォニー 〇
今では、先輩のベルリオーズ「幻想交響曲」や同時期のサンサーンス「交響曲第3番オルガン付き」と並び称される、フランスを代表するシンフォニーと認められている。
しかし、フランクはドイツ系ということもあるのか、或いはバッハを敬愛していたからか、このシンフォニーはベートーベンやワーグナー的なかっちりとした形式美を持っている。
対位法による音の積み上げが心地よい。


【サン・サーンス 交響曲第3番『オルガン付き』】
交響曲第3番『オルガン付き』
【グリーグ ピアノ協奏曲イ短調】
ピアノ協奏曲イ短調



<今日の一枚>
オケは勿論一流なのだが、ジュリーニの指揮が絶妙な盤。
一本調子に演奏すると、ともすると退屈になりがちなこの曲を、巧みなアゴーギクを駆使してアクセントを与えている。
■フランク 
1. 交響曲ニ短調
2. 交響詩「プシュケ」~第4曲 プシュケとエロス
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

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<推薦盤>
ジュリーニの盤が推薦盤なのだが、もう一枚挙げるとしたら、今は亡き巨匠クレンペラーの説得力のある音創りを挙げたい。
しかもこのフランクは美しい。特に第2楽章。(少し管と弦がずれるところがあるが)
■フランク 交響曲ニ短調
 オットー・クレンペラー指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1966録音
録音は古いが音質は良好な方だ。(ダイナミックレンジはいささか狭い)

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2013.04.20 Sat l フランク l コメント (0) トラックバック (0) l top
★ R.シュトラウス 英雄の生涯 ★
今日は、リヒャルト・シュトラウスが作曲した最後の交響詩「英雄の生涯」だ。
この曲は次の6つの部分から構成されているが、「楽章」というような切れ目はなく、続けて演奏される。

1.Der Held (英雄)
2.Des Helden Widersacher (英雄の敵)
3.Des Helden Gefährtin (英雄の伴侶)
4.Des Helden Walstatt (英雄の戦場)
5.Des Helden Friedenswerke (英雄の業績)
6.Des Helden Weltflucht und Vollendung der Wissenschaft (英雄の隠遁と完成)

〇 英雄の生涯 〇
最初に英雄のテーマが提示され、最後まで一貫して堅持される。
ワーグナーのライトモティーフ的な扱いと言えば良いだろうか。
そして、この英雄とは明らかにリヒャルト・シュトラウス自身を指している。
5の英雄の業績の部分では、「ツァラトゥストラはかく語りき」や「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」など、彼の過去の作品のテーマが顔を出す。

〇 大編成 〇
この曲は4管編成の大規模なオーケストラが要求され、演奏会にかけるには規模の面で制約がある。
だが、さすがにウィーンフィルなどのオケで聞くとダイナミックで勇壮なR.シュトラウスの世界を満喫できる。

〇 ストーリーとして楽しむ 〇
上記のように、この曲は英雄(シュトラウス)が世に出て、敵(評論家や無知な聴衆)に叩かれて、それでも最大の理解者である伴侶を得て(かなり癖のある奥様だったらしいが)、その支えもあって数々の業績を残し、静かに隠遁生活に入っていく、というように一連のストーリーを頭に描きながら聞くとなかなか面白い。

<今日の一枚>
■リヒャルト・シュトラウス 
 1. 交響詩「英雄の生涯」op.40
 2. 祝典前奏曲op.61
 カール・ベーム指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(op.40)
           ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(op.61)
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<推薦盤1>
ベーム+ウィーン・フィルの演奏は、人生を達観した余裕の演奏といった風情だが、この曲こそ実はカラヤンが素晴らしい。
カラヤンの円熟したタクトはまるで映像のような実在感のある演奏だ。
これはカラヤンの最も新しい録音になると思う。
■R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1985年デジタル録音

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<推薦盤2>
プレヴィンの大人の演奏も捨てがたい。
プレヴィンがウィーン・フィルを振った盤は、カラヤンではちょっとお腹一杯感のある方にはグッドだと思う。
■R.シュトラウス:英雄の生涯 4つの最後の歌
 アンドレ・プレヴィン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

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<推薦DVD>
私の様に来日したカラヤンを目の当たりにして、すっかり惚れ込んでしまった組はDVDで姿を見ながら楽しむというのが至高の鑑賞スタイルだ。
スタイリストな指揮者カラヤンを満喫できる。
■R.シュトラウス:英雄の生涯 [DVD]
 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

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2013.04.16 Tue l リヒャルト・シュトラウス l コメント (0) トラックバック (0) l top
★ fly me to the moon ★
月に飛ばして!では風情がない。
そう、「私を月に連れて行って」。
フランク・シナトラが大ヒットさせた、ジャズの超スタンダードナンバー。
今朝は、この詩に酔いしれてしまった。
昔から知っている曲だし、詩の内容も分かっているが、時々とても切なくこの詩が心の琴線に響く。
昨日の晩から今朝が、丁度その時。

ほんの一節を
Fly me to the moon
中略・・
in other words,hold my hand!
in other words,daring,kiss me!

恋人に比喩的なおねがいをして、言い換えれば・・・言い換えれば、と本音をそっと囁く。
可愛い女性の心根が、いたずらっぽく歌われる。
思わず、微笑んでしまう。

この曲最初は三拍子だったというから驚きだ。
そちらのバージョンは聞いたことがない。
やっぱりボサノバ風の聞き慣れたFly me to the moonがいいような気がするが。

これだけ有名な曲になると、どれを聞くかはある意味大問題だ。

〇 ナット・キング・コール 〇
ナット・キング・コールはどうだろう。
ナット・キング・コール fly me to the moon

〇 フランク・シナトラ 〇
かなり古いが、王道とも言えるフランク・シナトラはどう?
フランク・シナトラ fly me to the moon
シナトラの音源は、他にも沢山のものがネットに存在する。

〇 ジュリー・ロンドン 〇
やっぱり女性の声の方がいいですか?
ジュリー・ロンドン fly me to the moon

〇 オスカー・ピーターソン 〇
最後はこの人、私の敬愛するオスカー・ピーターソンで決めよう!
オスカー・ピーターソン fly me to the moon




 fly me to the moon 
2013.04.12 Fri l ジャズ l コメント (0) トラックバック (0) l top
★ ガーシュイン ラプソディ・イン・ブルー ★
ジョージ・ガーシュイン、アメリカが生んだ夭折の天才作曲家だ。
今朝は彼の代表曲の一つ「ラプソディ・イン・ブルー」で出勤だ。
ガーシュインはユダヤ系のアメリカ人で、本名は「Jacob Gershowitz」。
芸術家でも科学者でも、偉大なユダヤ人はほんとに多い、優秀な民族なのだろう。

○ ラプソディ・イン・ブルー ○
この曲はポール・ホワイトマンの依頼で、ガーシュインが約2週間?ほどで作曲した、ジャズとクラシックの融合的な曲だ。
ピアノ独奏が入るので、1楽章もののピアノコンチェルトともとれる曲に仕上がっている。
当時まだオーケストレーションに自信の無かったガーシュインに代わって、ホワイトマン・オーケストラの編曲などを担当していたファーディ・グローフェがオーケストレーションを行っている。
グローフェはガーシュインの死後もオーケストレーションの改変を行っており、現在演奏されるのはそちらのものが多い。

○ アメリカだなぁ ○
曲はまず、クラリネットのグリッサンド(上昇)から始まる。
ここから斬新だ。
使われる楽器も、通常のオーケストラの構成プラスでサックス(ああ、いかにもジャズ)や小太鼓、銅鑼、トライアングル、バンジョーと多彩だ。
弦が奏でるあの美しいメロディーが始まると、おおアメリカだなぁ、と意味も無く感激する。
ガーシュインがアメリカなのか、アメリカだからガーシュインなのか・・。


ここはやはり、キャリア的にもジャズピアニストに始まり、映画音楽を経てクラシック音楽の指揮者へと転身したアンドレ・プレヴィンで聞きたいところだ。
<今日の一枚>
■ガーシュイン ラプソディ・イン・ブルー
パリのアメリカ人
ピアノ協奏曲
 アンドレ・プレヴィンP独奏・指揮 ピッツバーグ交響楽団

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2013.04.11 Thu l ガーシュイン l コメント (0) トラックバック (0) l top
★ ケニー・ドリュー Elegy ★
今朝はジャズで行こうと思った。
すると、現在の私の愛用のウォークマンには、ジャズは10枚程のアルバムしか入っていないので選択は限られた。
ケニードリューで行こうと決めた。
先日、『IMPRESSIONS』をこのブログでもご紹介したが、本日は『Elegy』だ。

〇 Elegy 〇
このアルバムは、タイトル通り哀愁の漂う曲がチョイスされているが、スタンダードナンバーにオリジナルが数曲加えられてバランスの良いアルバムに仕上がっている。
コアなジャズファンには初めからパスされている感のあるヨーロッパに行ってからのドリュー。
しかし、そのリリカルなピアノプレイと確かなテクニックは輝きを増していった。
曲目は以下の通り

1. ジャンゴ
2. 柳よ泣いておくれ
3. オー・ピーター
4. ラスト・ロマンティック
5. エレジー
6. テューン・ダウン
7. 時には母のない子のように
8. 酒とバラの日々
9. フィナーレ

ラスト・ロマンティックはペデルセン、テューン・ダウンとフィナーレはドリューの曲だったと思う。

〇 酒とバラの日々 〇
8曲目の「酒とバラの日々」はジャズではあまりにスタンダードだが、私はオスカーピーターソンの演奏が大好きだ。
ドリューの演奏は、ピーターソンとは大分異なるアプローチなのだが、これはこれで導入部からお洒落に決まって、お酒に合いそうだ。
オンザロックが良く似合う演奏という感じ。
時折カランと鳴るグラスの中の氷とマッチして、心地良い酔いを演出してくれそうだ。
私は絶対オンザロック、バーボンがいいかな。

このアルバムは、例のパステルカラーの水彩画ジャケットシリーズの一枚だ。

<今日の一枚>
■ケニー・ドリュー・トリオ 「エレジー」
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2013.04.09 Tue l ジャズ l コメント (0) トラックバック (0) l top
★ ユーミン 春よ、こい ★
昨日から日本中が荒れ模様で、各地で嵐になっている。
春の嵐にはちょっと激しすぎるように思うのだが、それが近年の気象だろう。

〇 春よ、こい 〇
もう既に春真っ只中なのだが、忘れていた感があるので、ユーミンのこの曲を聴きたいと思った。
このブログでもご紹介した、ベストアルバム『日本の恋と、ユーミンと。』
このアルバムに、当然「春よ、こい」は入っている。

〇 NHK朝ドラ「春よ、こい」 〇
お忘れの方も多いかもしれないが、この曲はNHKの同名の朝ドラの主題歌だった。
橋田壽賀子さんの自伝小説作品をドラマ化したもので、ちょっと一悶着ありましたよね。
主演の安田成美さんが、突然降板して後を中田喜子さんが演じた、なんて事件がありました。
その辺の詳しい事情には私は詳しくないし、興味もありません。
とにかく、NHKの朝ドラの主題歌だったのだが、今ではすっかり日本のスタンダードになった。
さすが、ユーミン。

〇 独特の世界観と表現 〇
♪淡き光たつ にわか雨
 いとし面影の 沈丁花♪
で始まる、古式ゆかしき歌詞が続きます。
早春を彩る情景から、「春」に「恋しい人」を重ねて歌われていく、やっぱり恋の歌だと思う。
ユーミンには、季語を駆使して歌詞を組み上げていく、そんな才能もあったんだなぁ。

春は来てしまったし、そろそろ夏の蒸し暑ささえ満員電車などでは感じ始める季節だが、それでも敢えて今日は「春よ、こい」で行こう!!


【大貫妙子 春の手紙】
春の手紙
【スピッツ 春の歌】
春の歌
【鈴木祥子 ときめきは涙に負けない】
ときめきは涙に負けない



<今日のアルバム>
■ユーミン 日本の恋と、ユーミンと。(松任谷由美40周年記念ベストアルバム)
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ユーミン 「春よ、こい」


2013.04.07 Sun l 松任谷由美 l コメント (0) トラックバック (0) l top
★ バッハ ブランデンブルク協奏曲 ★
今朝はバッハで出勤した。
ブランデンブルク協奏曲は全部で6曲からなる協奏曲集で、ブランデンブルク辺境伯クリスティアン・ルートヴィヒに献呈されたことからこのネーミングがある。
ただ、例によってこの名前はバッハが付けたものではなく、後世のバッハ伝作者が付けたものだったと記憶している。
バッハがスコアに記したのは、フランス語で『Concerts avec plusieurs instruments』で、様々な楽器のための協奏曲くらいの意味だと思う。
正にバッハの言っている通りの、大変バラエティーに富んだ、しかも実にユニークな協奏曲集になっている。
こちらのネーミングの方が正鵠を射ていると言える。(作曲家自身が言っているのだから当たり前か)

○ 様々な楽器が大活躍 ○
1番~6番まで、それぞれの曲の中で特にスポットライトの当たる楽器がある。
第1番:ホルン
第2番:トランペット(トランペットの高音は演奏不可能とまで言われる)
第3番:ヴァイオリン
第4番:リコーダー(バロックには散見されるが、古典派以降では珍しい)
第5番:チェンバロ
第6番:ヴィオラ
といった具合だ。

〇 ブランデンブルク協奏曲第5番、第6番 〇
今日は、この中で5番、6番を聞いていた。
第5番は恐らく6曲の中で最も有名な曲になるだろう。
ここではチェンバロが大活躍する。
第1楽章の冒頭は、フルートとヴァイオリンのやり取りをチェンバロが支えて始まる。
いかにもバッハらしい、楽しいのだがカチッとしたバロックの香りが漂う旋律が展開する。
そして、終盤にはチェンバロによる長大なカデンツァに突入する。
このカデンツァの扱いなど、後世のチェンバロ(ピアノ)コンチェルトの形を作っている。
バッハはこのように、自身の持てる様々な楽器の取り扱いテクニックと見識を見せながら、尚且つ新しい楽曲形式の可能性まで模索しているのだ。
この時期での集大成的な作品群と言えるだろう。
そして、忘れてならないのは上でもちらっと触れたが、とても楽しい楽曲ばかりで、音楽の楽しみを私たちに教えてくれる。


【バッハ ゴルトベルク変奏曲】
ゴルトベルク変奏曲
【バッハ フランス風序曲】
フランス風序曲
【バッハ チェンバロコンチェルト】
チェンバロコンチェルト



<今日の一枚>
■バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲) [Original recording remastered]
 カール・リヒター(指揮、チェンバロ) カール・リヒター室内管弦楽団

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これは、カール・リヒターの若い頃の記念碑的録音だ。
1956,57年の録音で、2番4番はステレオ、1,3,5,6番は擬似ステレオだ。
リマスタリングされた音質は良好だ。

2013.04.05 Fri l バッハ l コメント (0) トラックバック (0) l top
★ ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第5番『春』 ★
ドイツが生んだ、というか地球が生んだと言った方が良い程の大作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。
本日は、そのベートーヴェンの「ヴァイオリンソナタ第5番ヘ長調Op.24『春』」を聞いてみよう。

〇 春 〇
この頃、春の音楽を聞いてきたので、やはりパスできないベートーヴェンに手を伸ばした。
言わずと知れた、あの音楽室の後ろに超おっかない顔の写真が貼られていた筈の大作曲家。
あの写真、とにかくおっかなかったですよね。
あんな顔してますが、結構明るい旋律も勿論生み出しています。
この『春』とネーミングされたヴァイオリンソナタもその代表格。
大ベートーヴェンが残した最も美しい音楽は「第九の第3楽章」、あのアダージョだと思っているし、明るさの最大はこのヴァイオリンソナタだと思っている。
特にその第1楽章。

〇 ヴァイオリン・ソナタ 〇
ベートヴェンのヴァイオリンソナタは全部で10曲残されている。
その中で、最も有名な曲は文句なく第9番イ長調「クロイツェル」 Op.47だろう。
私は、クロイツェルソナタが全てのヴァイオリンソナタの最高峰だと思っている。
しかし、一番好きなヴァイオリンソナタは『春』の方だ。

〇 スプリング・ソナタ 〇
この曲のネーミングの由来について確かな記憶はない。
しかし、この第1楽章の冒頭を聞けば、「ああ、なるほど春だ」と思うだろう。
多分、この愛らしい旋律故に誰とはなしに「春」と呼ばれるようになったのではないか?
そうそう、ジュリエッタ・グィチアルディさんへの恋心があるのでは?なんてエピソードも思い出す。
このスプリング・ソナタは1801年頃の作曲と言われているので、あの有名なハイリゲンシュタットの遺書を書いた(1802年頃でしたか)と言われる頃の曲だとは信じられない明るさだ。
ベートーヴェンの聴力は確実に失われつつあった筈なのだ。

〇 長年の愛聴盤 〇
私にはLPレコードの時代から(さすがにSPレコードは持っていなかった)の愛聴盤がある。
ジノ・フランチェスカッティのヴァイオリンにロベール・カザドシュのピアノ、この二人の息の合ったフランス人コンビの演奏だ。
フランチェスカッティのヴァイオリンはとにかく美音だ。
私はチャイコフスキーやメンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルトもこの人のLPを愛聴していたが、この人ほど優雅に美しくヴァイオリンを鳴らす人を知らないくらいだ。
それに、カサドシュのピアノが香り高いのだ。
ベートヴェンのヴァイオリン・ソナタは、それ以前のピアノ伴奏つきソナタとは明らかに質が違う。
ピアノの存在が大きいので、ピアニストの質が問われるのだ。
コルトーとティボーの盤もあったが、残念ながら音が悪すぎたと記憶している。


【ベートーヴェン 交響曲第5番『運命』】
交響曲第5番『運命』
【ベートーヴェン 交響曲第3番『英雄』】
交響曲第3番『英雄』
【ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番】
ピアノ協奏曲第4番


<今日の一枚>
■ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第5番ヘ長調Op.24『春』
 ヴァイオリンソナタ第9番 イ長調 作品47 『クロイツェル』
 ジノ・フランチェスカッティ(V)
 ロベール・カサドシュ(P)
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<推薦盤>
フランチェスカッティとカサドシュのコンビでは、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全集が出ている。
コストパフォーマンス的にはこちらが遥かに有利だ。
■ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
 ジノ・フランチェスカッティ(V)
 ロベール・カサドシュ(P)

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<新鮮盤>
このソナタの音源となると、やはりベテランのコンビの録音が多く、しかもそうした経験豊かなヴァイオリンとピアノが安心出来るのだが、敢えてもっとフレッシュな盤をという向きには、幼き頃から天才少女でならし、カラヤンによって中央にデビューしたムターでどうぞ!
テクニック的にも十分な技術を備え、指揮者活動から音楽へのアプローチを深めた彼女のベートーヴェンは聞く価値のある素晴らしいものです。
ピアノのオーキスもしっかりと彼女を支えて、長年のコンビの呼吸もぴったりです。
■ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番、第9番
 アンネ・ゾフィー・ムター(V) ランバート・オーキス(P)1998.08.01 ヴィースバーデン(ライヴ・レコーディング

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2013.04.02 Tue l ベートーヴェン l コメント (0) トラックバック (0) l top
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