★ どろぼうかささぎ ★  
村上春樹氏の長編小説『ねじまき鳥クロニクル』の冒頭、主人公オカダ・トオルさんがジョアッキーノ・ロッシーニのオペラ「泥棒かささぎ」の序曲を口笛で吹いている。
スパゲティーを茹でながら。
正にそんなときにBGMとしたら似合いそうなノリの曲ですね。
クラシック音楽にも造詣の深い村上氏は、クラウディオ・アバドのロンドン交響楽団と音源まで指定している。


  ○ ロッシーニの「どろぼうかささぎ」○ 
「どろぼうかささぎ」は読んだ通り、かささぎ(鳥のこと)が銀食器を巣に持って行ってしまい、女中のニネッタが疑われる、といったところから事件が始まるオペラだったと思う。
お決まりの展開で、悪代官さんがニネッタさんに言い寄り、軍に追われるニネッタの父親も絡んでニネッタさんは死刑に??
銀食器の盗難事件で、死刑ってすごいですよね。
でもご安心ください、このオペラは最後は大団円、犯人がかささぎ(ほんとに鳥ですよ)だと判り、父親も許されて、メデタシめでたし。


  ○ フェスティバルホールのこけら落とし ○ 
オペラは好きなジャンルですが、日本ではなかなか観るチャンスがないですね。
4月には大阪フェスティバルホールの杮落し公演でフェニーチェ歌劇場の「オテロ」が上演されますね。
とても行きたかったけど、高い・・。
BOX席では、なんと52,000円。
迷いましたが、迷っているうちに売り切れに・・。
残念なような、それで良かったような・・・。


  ○ オカダさんの口笛は ○ 
おっと、どろぼうかささぎでしたね。
イタリアの人気者だったロッシーニが作曲した、結構たわいない筋の2幕もののオペラ。
序曲の小太鼓から始まる序奏部は口笛にもってこい!
オカダさんでなくても、私でもつい「ぴ、ぴゅっぴゅぴゅっぴゅ・・」としたくなる。


【ヴェルディ 『椿姫』】
『椿姫』
【レオンカヴァルロ 『道化師』】
『道化師』



本日の一枚
■ロッシーニ 序曲集:シャルル・デュトワ指揮 モントリオール交響楽団 1990年
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■ジョアキーノ・ロッシーニ:歌劇「泥棒かささぎ」全曲 [DVD] [日本語字幕付]
やはりオペラは舞台を見ないと本当の良さは分からない。
このオペラの映像はあまり出回っていないが、面白い演出のDVDがある。
このペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでの演出は、かささぎが少女という設定で斬新だ。
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2013.02.19 Tue l ロッシーニ l コメント (0) トラックバック (0) l top